本講演では、日本における犯罪者更生制度の歴史を江戸時代までさかのぼって考察するとともに、現代の日本で犯罪者の更生支援に関わる保護司の活動と役割について説明します。具体的な事例として、北海道旭川市における保護司の組織体制を取り上げます。
また、講師は日本の社会構造の変化や犯罪の発展に関連した、現在の保護司制度が直面している課題や問題点についても紹介します。さらに、国境を越えた更生支援活動の重要性についても触れる予定です。
なお、発表はドイツ語にて行われます。
講師紹介:
講師の 山下 敦規(やました あつのり) 氏は、1951年7月5日に北海道旭川市で生まれました。1996年から保護司としてボランティア活動に従事しており、現在は旭川保護司会の理事を務めています。また、2014年からは「旭川ドイツ交流協会」の会長としても活躍しています。なお、「旭川ドイツ交流協会」は当レーゲンスブルク独日協会のパートナー協会となっています。
日付:2025年3月26日(水)
時間:19時より
場所:レーゲンスブルク大学H25 (Vielberth-Gebäude)
参加費:独日協会会員:無料、一般:3ユーロ